ローラインガルスワイルダー / ●ソーダクラッカー
シルバー湖のほとりで/講談社文庫(P183~)
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はじめにあけた樽には、小麦粉が、ほとんど縁までいっぱいにはいっていた。二番目の
には、ひきわりとうもろこし。三番目のは、きっちりふたがしてあって、豚の白い脂身を茶
色い塩水につけこんだものが、いっぱいはいっていた。一度にこんなにたくさんの塩漬け
の豚肉を見るのは、ローラは初めてだった。
四角いソーダクラッカーのどっさりはいった木箱に、大箱いっぱいの塩漬けの魚。干しり
んごの入った大きな箱もあれば、じゃがいもをつめこんだふくろも2つ。もう一つの大きな
ふくろには、豆がほとんど口まではいっていた。



ローラ・インガルス・ワイルダー 作
こだまともこ・渡辺南都子 訳

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家に余っている粉、餅玄米粉を使う事がないもので、
玄米粉を使ってソーダークラッカーを作りました。

ホワイトソルガムも買ってから一度使ったきりで放置していたので、今回使ってみたのでした。




餅玄米粉のソーダクラッカー

☆材料>作りやすい分量
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・餅玄米粉 60g
・ホワイトソルガム粉 40g
・葛粉 40g(粒状のものはすり鉢で潰して粉末にする)
・重曹 小さじ1/2
・てんさい糖 大さじ1と1/2
・塩 小さじ1/2


・白胡麻油 大さじ3
・豆乳 大さじ4
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☆作り方
1.粉類はすべて一緒にして、よく混ぜ合わせる。

2.白胡麻油を入れ、油が馴染んだら豆乳を加えてよくこねる。

3.生地を二等分して、クッキングシートの上にのせ、上にラップをかけてめん棒で伸ばす。
  厚さは二ミリ程度。好きな大きさに包丁で切りこみを入れ、フォークで全体に穴をあけ、
  熱しておいた180度のオーブンで20~25分焼く。

★一言
私的には甘さ控えめではありますが、
更に甘さを控えたい場合は、てんさい糖を大さじ1にしても良いです。
***













ローラ・インガルス・ワイルダー作品は、一通りは読んだのですが、
どれも食べものの描写がとってもこまかくて、おいしそうに書かれているので、憧れたものです。

白い粉やお砂糖などは高級品だったようで、今と逆だなあ~なんて不思議に思って読んでいました。

お話の中には、聞いたことも無い食べ物やお菓子がたくさん出てきましたけれど、

レシピは載っていないので、憧れは募るばかりでした。

味の説明や、見た目の描写などから想像をふくらまして、いろんなものをつくったものです。

たくさん失敗して、あまりおいしくないものが出来あがったりもしましたが、

もしかしたら、それは失敗でもなかったのかもしれないなあ、と今では思っています。

ローラの家族は、いつだって食べものがなくなってしまうかもしれない状況にあっただろうし、

ほとんど毎日同じものばかり食べていました。

ひきわりとうもろこしのパンは、コーンミールに塩と水を入れて焼いただけのものだったし、

そのパンにつけるものは、糖みつだけでした。

本を読んでいただけのころは憧れていたけれど、毎日毎日そればかり食べていたら、

きっとあきあきしただろうな。

でもローラはそのパンを『とびきりおいしい』と言っていて、

「こんなパンもう食べたくないー」なんて事一度も言わなかったのです。

シリーズ6の『長い冬』という話でいちどパンに飽き飽きした様子をみせたけれど、

それはたしか、食料も買いに行けない極寒の地で、家にある食べ物だけをつないで生きていた長い冬、

ふすまの付いた小麦を手動のコーヒーミルで挽いて焼いていたパンのころだったと思うのですが、
(違ったかな?違ったらすいません、この話は中学生のころ読んだきりなので、もう忘れてる)


多分、パンを焼くたびにコーヒーミルを家族でかわりばんこに挽いて、ほんの少ししかできない挽き割り小麦とか

空腹とか?すべてに嫌気がさしたのじゃないかしら

でも、もうふすまの付いたつぶのままの小麦しか家にはないので、パンは焼けないと思っていたローラにとって、

コーヒーミルでの小麦ひきは(さいしょは)とても楽しかったようでした。


焼きあがったパンについても、

『とりたての木の実みたいな味がするので、バターなんかいらないくらいだった』

と書いています。


インクつぼのインクも凍るほどの寒い部屋、

なにもたべるものがない中、家族五人で分け合って食べた全粒粉のパンは、大御馳走だったんでしょうね。

食べものがいつだって手に入るのはありがたいことだなあ、としみじみ思うのです。


たっぷりの食べもの、

そして”四角いソーダクラッカーのどっさりはいった木箱”は

ローラが大声をあげて叫びながら走りだすほどに嬉しいものだったようです。





【シルバー湖のほとりで】を読むと、いつもソーダクラッカーに憧れを抱きます。

本を読みながら、それを食べると、より一層おいしいと感じてしまいます。

ローラの食べたソーダクラッカーとは違うだろうけど、
家にある材料で作ってみたのでした。
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by okazunogohan | 2010-06-02 01:12 | ・ローラインガルスワイルダー
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