ローマ編
1世紀古代ローマ。

美女の条件としてあげられていたもの


①体が不潔でないこと
②化粧は隠れてすること
③肥満体でないこと


どれもこれも、今と変わりませんよね。でもそれは美女の条件というより、
ふつうのことだと思うのですが、

私が知りたいのは、造形であり、その当時、どのような顔が美しいとされていたのか、
そこが気になるところなのですが、その辺はまだ調べきれていません。
***

①体が不潔でないこと

これは美女どうこう言う以前の問題です。

>頻繁に入浴したり、化粧水や香油をつけて有害物から身を守ることが重要視されていた。
参考文献:ドミニク・パケ著/美女の歴史から引用


頻繁に入浴、香油というところから、体を清潔にする、というより、
体臭を気にしていたのではないかと思われます。

日本人に比べて、やはり体臭がきついのは、食べ物のせいもあったのでしょうが。
有害物から身を守る、という考えはよくわかりません。
そう言うもので体を清めることにより、悪霊、または悪い運から身を守る、といった、
一種のゲン担ぎだったのか、―もしくは、香油のことなのか?
オリーブオイルを使っていたのであれば、(オリーブはたくさん取れていますよね)
あの油は、天然の紫外線対策としての、効果が期待できます。
香油による、体臭+紫外線の予防、そしてシミ、しわを作らない、と・・・
そう言うことを気にしていたのなら、多少納得できるところです。


②化粧は隠れてすること

これは、女性のあるべき姿だと、私は思っています。
慎ましさこそが美。
あまり大っぴらにやってくれないところに色気を感じるというのは、
日本人の、昔からの考え方にも、通づるところがあるんじゃないでしょうか?
ただ、化粧用品を並べているところでさえ、恋人に見つかってはいけなかった、というのは
驚きですね。
これは、化粧に対する何らかの罪悪感を感じていた結果ではなかろうか、と私は睨んでいますが、
当時の考え方としては、テクニックを感じさせないようにしてこそ、美は引き立つものだったそうです。

とはいえ、彼ら、あまり健康的な生活をしていなかったようで、肌は荒れるわ、
内臓はボロボロになるわ、およそ美とはかけ離れた生活をしていたように見受けられます。
その荒れた肌を隠すため、おしろいを常時大量に使用していたそうですから、
その悪循環で、肌の状態はひどいものだった事でしょう。
付けぼくろが流行したのも、このニキビやイボ、吹き出物などを隠すためだったそうですね。
思春期だったらどんだけ顔にほくろがあるのでしょうか。
大人になったらほくろが減る、という謎の現象が見られたことでしょうね。
あ、でもその当時はおしゃれでやっているとのことで、
付けぼくろだとみんな知っていたのでしょうか?


③肥満体でないこと

これは、やはり、食事に原因があったと思われます。
ただ、わたしの古代のローマの食事に対するイメージは、
それほどに肥満になりやすい食事ではなかったので、この点が多少不思議でした。

あまり詳しくはありませんが、古代ローマ式の食事というものは、
白い布をまとい、月桂樹の王冠をかぶってする、あ、これは個人的メモなのですが。
まず、オリーブ。
体にいい代表の油の原料ともされているアレです。
ビタミンEやAを含み、血液の循環をよくすると言われている、健康的食品。
さらに、調理法
味付けは割と薄く、素材の味を生かした料理。
たとえば、ひよこ豆を煮たもの、サラダ、肉料理などです。

どうです、とてもバランスの良い食事だと思いませんか?
このような料理で、逆に何故肥満に悩まされていたのか、まったく疑問です。

しかし、どうも肥満とのつながりは、食事そのものではなく、
食事の仕方、にあったようです。

何故なら、彼らの生活習慣は、

”吐くまで食べる”が原則です。
いや、言いすぎました、しかしそれが日常としてあったようです。

これは健康とはかけ離れたもので、すべての体のサイクルが狂い、
美とはかけ離れた体が出来上がっていったことでしょうね。

つまり

大量に食べる

嘔吐する

内臓、消化器官がぼろぼろに

消化できなくなる

栄養が取れなくなる

便秘になる

肌が荒れる

化粧で隠す

更に肌が荒れる

※くりかえし



このように恐ろしいサイクルが出来上がっていくわけです。
もはや、美を語るなと言ってやりたくなります。

まあともあれ、そのような食生活で肥満に悩まされる女性が多かったと、
それを物語るかのようなエピソードがあります。


>前二世紀、喜劇作家テレンティウスは、ある父親に「娘が堂々たる体格の運動選手に見えぬよう、食事の量を制限させた。
(略)娘を結婚させるのは何と大変な事か」と、嘆かせている。
参考文献:ドミニク・パケ著/美女の歴史から引用


ひどい話ですね、父親は大変です。
この娘の立場は、昔の日本とはずいぶん異なります。
当然と言えば当然でしょうけども。
しかし、なんだか、似たような話を現代でも聞いたり映画で見たりします。
きっと娘が結婚したとき、父親はさぞうれしかったでしょうね。
それとも、美しくなった娘の晴れ姿を見て、父親はさびしくなっちゃったでしょうか?

***

さて、話がそれましたが、
古代ローマの食事において、欠かせないのが香辛料です。
香辛料は使い方によって、体にいい影響を及ぼすとされるものです。

たとえば、食品がいたむのを抑える役目から始まり、
食欲増進、発汗作用、安眠、などの効果が期待される、と言われています。

しかし、彼らは、香辛料の利きすぎた食事を、
毎回大量に吐くまで食べるという、そんな食生活だったわけですから、
体にいい影響は期待できなかったのでしょうね。

どうもこの方たちの生活は、極端なように思えます。

風呂には頻繁に入るわ、香辛料は効かせすぎるわで。
過ぎたるは及ばざるがごとしとはまさにこのことです。

しかしそこまでしても、飛びぬけて美しい女性が中には居たことでしょう。
煙草を吸っていても肺がんにならない人が、数人に一人は居る様に。

そうでなければ、美しい女性を、絵画として残そうという思いは、
おそらく生まれなかったのではないか、と私は考えるわけです。

実際のところ、どうだったのか、なぞの多い時代ですが、
美しい女性が描かれた時代、本当にそれ程の美女が居たと考えるのは、
美を追う人間のロマンなのであります。
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# by okazunogohan | 2009-10-10 00:24 | ・美の歴史


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