大草原の小さな家/福音館書店(P237~)
料理用ストーブには、キャベツと肉の煮こみが、大鍋でぐつぐつ煮たっています。天火(オーブン)には、大きな平鍋にはいった豆と、ジョニイケーキが焼きあがるところでした。 ローラ・インガルス・ワイルダー 作 恩地三保子 訳 ローラの母さんはほんとにひきわりトウモロコシでいろんなものをつくってます。 小麦で作るパンと比べて質素なパンではあったようですが、その頃トウモロコシのパンが主食なのは普通だったみたいです。 これは普段のひきわりトウモロコシパンと比べてちょっと豪華なパンだったみたい。 このジョニイケーキは、とうさんの小麦を脱穀しにやってきたお客さん用にかあさんが腕によりをかけて作ったごちそうでした。 コーヒーと一緒に朝夫に出してみたら「これなあに」といいながらも食べています。 外側の部分はカリカリしていてこうばしくて中の部分はふんわりしっとりしています。 このカリカリ感は小麦粉とか米粉ではなかったものっぽいです。 このパンはトウモロコシパンの中では割と万人うけしそうな味だと思うのですがどうでしょうか。 (P237~) ローラは、ひきわりトウモロコシでつくったパンを、どうしてジョニイケーキというのか、いつもふしぎに思っていました。それはケーキではないのです。 ローラ・インガルス・ワイルダー 作 恩地三保子 訳 「ジャーニーケーキ」というのがホントだ、という人もいると、かあさんは言っていましたが、そのあとすぐにそれを否定していました。なぜなら、ジャーニーというのは旅の事なので、持ち歩くには都合のよくないパンだから、ということでした。 たしかにすごく柔らかいし、割と水分を含んだパンなので傷みやすいパンだろうなあと思いました。 ジョニイケーキ ☆材料>二人分(いつもの通り、妄想分量) ______________________________ ・コーンミール 半カップ ・塩 ほんの少し ・重曹 小さじ1/4 ・白胡麻油 小さじ2 ・メープルシロップ 小さじ1 ・熱湯 1/4カップ ・豆乳 1/4カップ ・焼く油適量(ここではオリーブオイル使用) ______________________________ ☆作り方 1.コーンミール、塩、重曹、をボウルで混ぜ合わせる。 2.メープルシロップと油を入れて混ぜ合わせ、熱湯を入れてまぜる。 3.糊状になったら、豆乳も加え、油を引いたフライパンに流し、ふたをしてじっくり焼く。 ※弱火で焼いて、焦げ目がついたらひっくり返して同様に焼く。 真ん中は火が通りにくいようなのでじっくり焼く。はじっこのカリカリがとってもおいしい *** ほんとうは油はラードで、メープルシロップは糖みつだったみたいです。 ここでは豆乳にしてますが、本当はバターを作った後で残るバターミルク(牛乳みたいなやつ)かサワーミルクでつくったようです。 だから味は少し違うのかもしれないんですが、近いものなのではないかなと思います。 #
by okazunogohan
| 2010-06-06 09:40
| ・ローラインガルスワイルダー
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